プレス金型取替作業者

金属のプレスやその関連業務を行うために必要な資格

プレス金型取替作業者は、あまり頻繁に耳にしない資格かと思われますが、動力プレスと機械プレスや油圧プレスなどといったシャーの金型の取り付けや取り外し、また調整などをするのに必要な資格です。
プレスするための機械は危険を伴うことがありますので、専門的な技術や知識を持った人でないと安全に扱うことができません。
国家資格を取得している人が、その業務に関わることができます。

プレス金型取替作業者の資格は、講習を受けることで取得することができるため、国家資格の中では難易度はかなり低いです。
近年こうした金属関連の製造業は不景気に伴い、需要は相当下がっているといわれています。
そのため、プレス金型取替作業者の資格を取得して就職や転職をしようという人はあまりいません。
すでに企業で働いていて、業務を行う上で必要になって資格を取得したり、プレス機械作業主任者の資格を取得するにあたり、一緒に取得しようという人が多いと思われます。

受験資格は定められておらず、18歳以上であれば誰でも受験が可能です。
試験は学科と実技で構成されていますが、試験というよりは講座を受講する感覚で、その後復習的な意味合いでの試験が行われます。
試験会場や時期はそれぞれの試験を運営している施設によって異なりますので、近隣の試験会場をチェックしてみてください。

資格は特に更新の必要がありませんが、5年ごとに再度講座を受講するなどして勉強しなおすことが勧められています。
強制ではありませんので、再教育を受けなくても資格が失効されるということはありません。

プレス金型取替作業者の年収や適正について

プレス金型取替作業者は、国家資格を持っていないと出来ない仕事ではあるものの、年収は300万円にも満たない、かなり収入の低い仕事です。
製造業のひとつになりますので、一般的な製造業の収入と大差ないと考えてよいでしょう。
ただし、実務経験を積んで、前述したプレス機械作業主任者になれば年収も上がっていくようですので、就職してすぐにまとまった収入を期待するのではなく、じっくり働き続けることで収入が上がって行く仕事だといえます。
就職をする際は、最初は年収が低いことを覚悟しておいたほうがよいかもしれません。

製造業は単調な作業を繰り返し行うことが多いため、地道に作業を継続することができる人、ひとつひとつの作業をコツコツと正確に行うことが苦にならない人に、この仕事は向いていると思われます。
かなり向き不向きがはっきりした仕事です。
接客業が苦手な人、人とあまり関わらずに仕事がしたいという人も、こうした製造業は向いているといえるのではないでしょうか。