消防設備士

消火設備に関する仕事をするための資格

消防設備士の仕事は、宿泊施設や百貨店、ビルなどに設置してある消火栓やスプリンクラー、火災報知器などの消化に関する設備の工事や点検などを行います。
それらの作業は国家資格を持っている人でないと行えないため、消防設備士の資格を取得しなければなりません。

資格は甲種と乙種に分かれ、乙種においては特に受験資格は設けられていません。
甲種については甲種第1類から5類、特類と分かれていて、特類においては甲種の1~5類の指定された免状の交付を受けていることが、受験の条件となります。
難易度はどちらも国家資格の中では低いほうなので、独学でもしっかり勉強すれば合格が可能です。
試験は甲種、乙種共に学科試験と実技試験があり、実技では図面の製図や鑑別などの問題が出題されます。

消防設備士の試験は、持っている資格によって免除科目が発生します。
免除科目の条件についてはそれぞれの類によって異なるので、申込時に確認しておきましょう。
特類については免除科目はありません。

消防設備士の年収や適正について

消防設備士の年収は、雇用されている企業によって異なるようです。
大手企業になると600万円前後、中小企業は500万円前後が平均的で、一般のサラリーマンと比較しても決して低くはないと思われます。
消防設備士として独立開業する人もいて、独立することで年収はかなり高くなるようですので、将来視野に入れてもよいかもしれません。

消防設備士の資格は、類によって受験条件が厳しいものもあり、そういった類は資格取得者が少ないので、需要が高く年収を上げることにもつながります。
実務経験を重ねながらでも、常に上の資格を目指せるとよいですね。
年収は特殊を持っている人だと100万円以上高くなることもあるようですので、スキルアップは重要だといえます。

消防設備士の業務形態は、雇用されている企業によって異なり、日勤のみの企業もあれば三交代など夜勤の発生する企業もあるようです。
勤務形態によって収入も異なり、夜勤がある仕事のほうが収入は高くなります。
日勤のみの場合は年収が400万円に満たない企業もあるので、その場合年収は高いとはいえないですね。

消防設備士に向いている人は、夜勤のある仕事の場合シフトに順応できる人、また華やかな仕事ではないので、地味な仕事をコツコツとこなすことができる人に向いています。
また年収を上げるには取得する資格を増やす必要があるため、勉強することが苦にならない人も消防設備士として高い収入を得られるのではないでしょうか。
消防設備士の甲類の資格を持っている人を指定して求人している企業もありますので、手に職系の仕事として需要の高い仕事だと思われます。