危険物取扱者

危険を伴うエネルギーを扱う仕事

危険物取扱者の仕事は、ガソリンスタンドや燃料を運ぶタンクローリー、化学工場など、危険を伴うエネルギーを取り扱う仕事です。
業務を行う上で、危険物取扱者を配置していなければならない職場があり、そういった時に危険物取扱者の国家資格が有効になります。
ガソリンスタンドでも危険物取扱者の配置が義務付けられていますので、必ず在籍しているはずです。

危険物取扱者の国家資格は甲種、乙種、丙種に分かれていて、それぞれ取り扱う危険物などが異なります。
受験資格も種類によって異なりますので、自分が仕事をする上で必要な資格を取得する形です。
そう考えると、危険物取扱者の資格は、将来のために取得するというよりも、必要に応じて取得する資格だといえるかもしれません。

試験は学科のみ行われ、それぞれの種類によって必要な問題が出題されます。
甲種は45問、乙種が35問、丙種は25問と出題数が異なるため、試験時間も違ってきます。
合格率は国家資格の中では高いほうで、すべての種類において4割近い合格率ですので、しっかり勉強すれば難しい資格ではありません。

資格取得を目指す人は、独学で学ぶという人もいれば、通信教育を活用して勉強している人もいます。
また、試験を運営している団体が開催する講習会に参加し、試験範囲を重点的に学んで試験に臨むという人もいるようです。

危険物取扱者は、10年に1回写真を更新する必要があり、行わないと免状が失効されてしまいます。
実務についている人も、そうでない人も必ず更新する必要がありますので、忘れないようにしましょう。

危険物取扱者に向いている人と年収

危険物取扱者の資格を取得していることで、資格手当が付くなど収入が高くなる要素はいくつかありますが、年収についてはその活躍の場が異なるため一概にはいえません。
ただし、危険物取扱者の資格を必要とする場合は、何らかの形で現場のリーダーや責任者を担っている場合が多いので、職場の中では比較的高い年収が期待できるのではないかと思われます。
また石油プラント会社などの大きな企業になると、年収800万円を得ているという人もいますので、資格を活かして年収の高い仕事に就くのも夢ではありません。

危険物取扱者の仕事をする人は、慎重に業務に取り組める人や、責任感のある人が向いています。
あとはやはりその働く職場によって適正も違ってくるでしょう。
こうした危険物を扱う企業は多く、有資格者を求めているところも多いので、需要は比較的高いです。
取得した資格の種類によって求人内容も異なってきますので、転職に活かす場合は自分の所有している資格に沿った仕事を探すとよいと思います。