基本情報技術者試験

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基本情報技術者試験の概要

「基本情報技術者試験」とは、独立行政法人情報処理推進機構が主催する情報処理技術者試験として扱われる試験の一区分です。

試験そのものの運営は情報処理技術者試験センターが行っていますが、そのもとになっているのは「情報処理の促進に関する法律」の第7条第1項で、経済産業省が国家試験として認定をしています。

この情報処理技術者試験は他にも複数の区分(資格)があり、情報処理分野を細かく分けてそれぞれの専門性を高めるという目的のもと設置がされています。

それらの区分の中での「基本情報技術者試験」の位置づけはこれから高度な情報処理技術が必要になる職種に就こうとする人のための基本的な知識を備えるためのものとなっており、合格後に更に別の専門的な知識を積み重ねていくということが前提とされています。

しかし基本的な知識といっても難易度は決して易しいものではなく、それまで全くプログラムについて勉強をして来なかった人がすぐに解けるようになるわけではありません。

試験ではプログラミングをしていくときに必要な知識だけでなく、情報処理の仕事全体に共通する思考方法や論理についても学習をしていくことになります。

試験の内容・受験日程

実際の基本情報技術者試験ですが、まず事前に何らかの受験資格を備えている必要はありません。

つまり年齢や学歴などにかかわらず、誰でも希望をすれば受験をすることができるということになっています。

また回数などにも制限はありませんので、もし最初の試験で惜しくも不合格になったという場合でも、また次回何度でも受験をすることが可能です。

試験は毎年2回ずつ、全国主要都市62ヶ所で開催されています。

時期は1回目が4月の第3日曜日、2回目が10月の第3日曜日となっています。

申込期間は実際の試験日の3ヶ月前より、約1ヶ月間の申込期間をおいていて、その間に受験に必要な手続きを郵送もしくはネットを通じて行います。

インターネットでの申し込みの場合はペーパレスですが、書面として提出する場合には直接試験センターから取り寄せるかもしくは全国の書店などで配布されているものを受け取ります。

なお受験にかかる費用ですが、平成28年度から従来までの5,100円から5,700円に値上げ改訂されました。

試験終了後約1ヶ月すると合格発表になりますので、インターネットに掲載される番号で確認をするかもしくは官報などで確認をします。

正式な通知は合格者にのみ行われ、発表後約1週間で証書が送付されてきます。

具体的な仕事への生かし方

「基本情報技術者試験」は、国家資格ということもあり現場では持っていることでかなり優遇されます。

試験は初学者にとってはかなり難しい内容までが含まれますが、その分のメリットは十分にありPGやSEとして就職をすることを希望するなら必ずとっておきたい資格の一つと言ってもよいくらいです。

またIT系企業などでは従業員に資格取得を積極的に進めてその実績を生かして大手ベンダーからの仕事を受注しやすくするというふうにも使われるので、就業前・就業後いつのタイミングでとっても効果を実感することができます。

試験は厚生労働省による「若年者就職基礎能力支援事業”YESプログラム”」としても認定されているので、最寄りの専門学校や施設で入学優遇措置を利用することも可能です。